当教室医員(出向中)の奥村尚稔らによる原著論文「Electrocardiographic patterns of accidental hypothermia」がThe American Journal of Emergency Medicineに掲載されました。
本研究は、日本の多施設レトロスペクティブコホート研究として、救急外来受診時体温35℃以下の偶発性低体温症患者463例を対象に、低体温の重症度と心電図(ECG)異常の関連を評価しました。解析では、洞調律が最も多く、次いで心房細動が頻度高く認められ、PR延長、QT延長、特有のオズボーン波の出現も多く、これらの異常は低体温の重症度が増すほど増加しました。低体温患者の心血管管理や予後評価における心電図所見の解釈に役立つ知見が示されました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0735675725000877