当教室医員(出向中)の奥村尚稔らによる症例報告「Pseudo Thrombotic Microangiopathy Caused by Folic Acid Deficiency: A Case Report」がThe American Journal of Medicineに掲載されました。
本症例は、葉酸欠乏が原因で典型的な溶血性貧血像を呈した患者を報告したものです。救急外来で検査した末梢血塗抹では赤芽球破砕細胞(schistocytes)や多分葉核好中球が認められ、通常の血栓性微小血管障害(TMA)に類似した臨床像を呈しましたが、原因は葉酸欠乏であった点が特徴です。適切な葉酸補充療法により症状が改善したことから、類似所見を示す症例では葉酸欠乏を鑑別に含める重要性が示唆されました。
https://www.amjmed.com/article/S0002-9343(24)00808-8/fulltext